お知らせ

2024年3月4日 <家族性LCAT欠損症の特徴およびご自身の脂肪細胞をつかった新しい治療法>
家族性LCAT欠損症の特徴およびご自身の脂肪細胞をつかった新しい治療法に関する動画が、千葉大学病院未来開拓センターの研究紹介ページに掲載されました。
千葉大学病院未来開拓センター 動画掲載サイト
2023年12月24日 <Natureグループのbiopharma dealmakers (オンライン10月号/冊子12月号), Nature Biotechnology (冊子12月号), and Nature Reviews Drug Discovery (冊子12月号)に掲載されました>
弊社の事業紹介(遺伝子導入脂肪細胞 (GMAC)を用いたex-vivo遺伝子治療プラットフォームおよびPipeline)が掲載されました。
Biopharma dealmakersオンライン版 (英文)は下記リンクから無料で閲覧可能です。
Biopharma dealmaker 掲載サイト
2023年10月17日 <藤森工業株式会社による当社実施の第三者割当増資引受について>
藤森工業株式会社は、当社への出資を通じ、将来的な遺伝子導入ヒト脂肪細胞の製造受託をすることで、細胞医薬製品の開発・製造受託(CDMO)への事業展開を積極推進する旨を発表しました。
藤森工業株式会社 トピックス
藤森工業株式会社 ニュースリリース
2022年11月2日 <Heliyonに当社LCAT-GMACに関する論文が掲載されました>
当社と千葉大学が共同で実施しました家族性LCAT欠損症治療用のLCAT遺伝子導入ヒト脂肪細胞(LCAT-GMAC)の第一種再生医療臨床研究の成果が、Cell Pressの姉妹誌である「Heliyon」に掲載されました。世界で初めて遺伝子導入ヒト脂肪細胞GMACが移植され、その安全性と有効性が掲載されました
(関連記事)
 Heliyon:掲載サイト
2022年10月5日 <令和4年度 「再生医療・遺伝子治療の産業化に向けた基盤技術開発事業(再生・細胞医療・遺伝子治療産業化促進事業)(開発補助事業)」に採択>
当社は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の開発補助事業に採択され、血友病Aの再生医療・遺伝子治療を目指し「血液凝固第VIII因子遺伝子導入前脂肪細胞(FVIII-GMAC)の治験に向けた非臨床試験」の実施を支援頂くことになりました。
(関連記事)
 AMED:掲載サイト
2022年6月20日 <遺伝子導入ヒト脂肪細胞の開発・販売権を取得  杏林製薬、ファブリー病治療で>
杏林製薬株式会社と、当社がファブリー病治療を目的とした遺伝子導入ヒト脂肪細胞の、共同開発および実施許諾契約を締結した記事が、日刊薬業と日経バイオテクに掲載されました。
(関連記事)
 日刊薬業:掲載サイト
 日経バイオテク:掲載サイト
2022年6月17日 <杏林製薬株式会社とファブリー病治療を目的とした再生医療等製品に関する共同開発および実施許諾契約を締結>
杏林製薬株式会社と、当社が実用化開発を進めているファブリー病治療を目的とした遺伝子導入ヒト脂肪細胞の、日本における共同開発および実施許諾契約を締結しました。
杏林製薬株式会社適時開示
2022年3月30日 薬事行政・業界の最新動向の専門誌である薬事ハンドブック2022に、当社が、希少疾病へ新たな自家移植のex vivo遺伝子治療研究を行う企業として紹介されました。
2022年3月9日 <セルジェンテック、血友病Aやライソゾーム病に遺伝子細胞治療を開発中>
当社の遺伝子治療用脂肪細胞が、特集:「日経バイオテクの多様化する遺伝子治療の送達媒体」に、取材記事が掲載されました。
(関連記事)
 日経バイオテク:掲載サイト
2021年12月10日 <東邦ホールディングス株式会社による当社が実施する第三者割当増資引受について>
東邦ホールディングス株式会社は、当社への出資を通じ、遺伝子治療医薬品や再生医療等製品をはじめとするスペシャリティ医薬品への取り組みを強化する旨を発表しました。
東邦ホールディングス株式会社適時開示
(関連記事)
 日刊薬業:掲載サイト
2021年10月28日 <日水製薬株式会社による当社が実施する第三者割当増資引受について>
日水製薬株式会社は、同社が長年の研究開発で培ってきた、再生医療向け細胞培地に関する技術、検査薬・体外診断用医薬品に関する技術、および再生医療用培地製造工場などを活用し、再生医療支援技術開発への取組を加速させるとともに、当社への出資を通じ、再生医療の実用化進展に貢献する旨を発表しました。
日水製薬株式会社適時開示
2021年1月15日 当社は、ダイドーファーマ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:稲岡 靖規)と当社が開発をすすめているLCAT遺伝子導入ヒト脂肪細胞医薬品(適応症:家族性LCAT欠損症)の日本における共同開発、共同販売の独占的実施に関するライセンス契約を1月15日付締結しましたので、お知らせいたします。 詳細詳細(英語)
(関連記事)
 日経バイオテク:掲載サイト
 日本経済新聞:掲載サイト
 産経新聞:掲載サイト
2021年1月15日 当社が、化学工業日報に、脂肪細胞を用いた再生医療のコアビジネスを目指す企業として紹介されました。
セルジェンテック、脂肪細胞用いて再生医療、23年にも第1弾事業化 | 化学工業日報 (chemicaldaily.co.jp)
2020年6月22日 遺伝性難病の治療で、千葉大学が治験開始したことを発表しました。
千葉大学医学部附属病院ニュースリリース
2020年1月28日 国立大学法人千葉大学、独立行政法人中小企業基盤整備機構 関東本部 共催 千葉大発イノベーションとベンチャー育成 ~ライフサイエンス系「大学発ベンチャー」が日本橋に集合!~
当社もプレゼンテーションをおこないます。 詳細
千葉大発イノベーションとベンチャー育成
2019年10月11日 厚生労働省主催 ジャパン・ヘルスケアベンチャー・サミット2019 で 当社代表取締役社長 麻生が講演しました。
厚生労働省・文部科学省・日本医療研究開発機構(AMED)による「革新的医療技術創出拠点プロジェクト」の取組としてのセッションで、ベンチャーシーズの研究開発における臨床研究中核病院の活用を促すとともに、医療機関に求められるベンチャー支援の役割を議論しました。
2018年9月10日 当社は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の平成30年度「再生医療の産業化に向けた評価基盤技術開発事業(再生医療シーズ開発加速支援)」補助対象として採択されました。
本事業は、企業が有する臨床開発前段階のシーズを実用化に向けて迅速に進めるための事業です。
https://www.amed.go.jp/koubo/01/02/0102C_00020.html
2018年9月1日 セルジェンテック東京オフィス開設。
【セルジェンテック東京】
〒101-0065
東京都千代田区西神田2丁目7-9 水道橋サウスビル5階
TEL:03-5212-8885/FAX:03-5212-8877
2018年5月31日 <日水製薬の当社が実施する第三者割当増資の引受および新株予約権の取得について2018年5月31日適時開示速報>
日水製薬株式会社は、当社の実施する第三者割当増資に伴う資金調達の引受および新株予約権を取得いただき、日水製薬が長年の研究開発で培ってきた、 再生医療用組織培地に関する技術、検査薬・体外診断用医薬品に関する技術と当社が保有する再生医療・遺伝子治療用加工ヒト脂肪細胞の製造技術との融合をはかり、 高品質な再生医療等製品の製造へ貢献していきます。
https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/b3n151/
2017年12月21日 千葉大学医学部附属病院は、難病指定されている「LCAT(エルキャット)欠損症」の患者様を対象に、今年2月、当社と共同開発しています患者さん自身の脂肪細胞を使った再生医療・遺伝子治療法を世界で初めて実施しました。この臨床研究は、再生医療等安全性確保法の承認下、第一種再生医療臨床研究として、2017年2月に実施され6カ月間の観察を経て、安全性および脂質代謝の改善が報告されました。
PRTIMES
Infoseekニュース
朝日新聞デジタル
時事ドットコムニュース
2017年8月4日 ちばぎん研究開発助成制度2017で、千葉大学と当社が実施している共同研究「遺伝子治療用脂肪細胞の研究」が助成研究課題として受賞しました。
ちばぎんニュース
2016年8月8日 千葉大学より申請された家族性LCAT欠損症への LCAT遺伝子導入ヒト脂肪細胞の第一種再生医療臨床研究実施計画の実施開始日は、 厚生労働省より再生医療等安全性確保法に基づき8月8日付で開始の通知がなされました。
なお薬事日報には、本臨床研究が世界初の脂肪細胞を用いた第一種再生医療臨床研究であり、その実施にあたり、 当社が日本医療研究開発機構の支援を受けており、実用化を目指していることが紹介されています。
また産経新聞には当社が共同研究機関として紹介されています。
(関連記事)
 日刊工業新聞8月24日: 掲載サイト
 薬事日報第11763号: 掲載サイト
 千葉日報オンライン9月1日: 掲載サイト
 産経新聞・千葉9月1日: 掲載サイト
2016年7月28日 2016年7月27日(水)第11回再生医療等評価部会が開催され再生医療等安全性確保法に基づき、 家族性LCAT欠損症へのLCAT遺伝子導入ヒト脂肪細胞の第一種再生医療臨床研究実施計画に関して、 法基準に適合していることが確認されました。
(共同通信7月27日配信: 掲載サイト
再生医療等評価部会審議会資料(厚生労働省ホームページ)
PDFファイル 第11回 厚生科学審議会 再生医療等評価部会 - 議事次第 -
2016年4月28日 日本医療研究開発機構(AMED)より、平成28年度「再生医療の産業化に向けた評価基盤技術開発事業 (再生医療等の産業化に向けた評価手法等の開発)」に係る委託事業先に採択されました。
国立研究開発法人日本医療研究開発機構ホームページ
2015年7月1日 厚生労働省より実施妥当性が承認された加工ヒト脂肪細胞による遺伝子治療臨床研究の対象疾患である、 家族性LCAT欠損症が2015年7月1日より厚生労働省より難病指定されました (告示番号259:レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ欠損症)。
また「概要、診断基準等」資料に、『LCAT 遺伝子導入前脂肪細胞移植による遺伝子治療が研究されていること』や 『LCAT 遺伝子導入前脂肪細胞移植による遺伝子治療臨床研究が厚労省に認定されたこと』が掲載されています。
平成27年7月1日施行の指定難病(厚生労働省ホームページ)
日本医師会ホームページ
2015年5月27日 平成27年度「再生医療の産業化に向けた評価基盤技術開発事業(再生医療等の産業化に向けた評価手法等の開発)」に係る委託事業先に 採択されました。
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
経済産業省
2015年4月1日 2014年12月18日 JST研究成果最適展開支援プログラム実用化挑戦タイプ(中小・ベンチャー)の委託事業として採択された 「LCAT遺伝子導入ヒト増殖型脂肪細胞を用いた遺伝子治療」は、 2015年4月1日より国立研究開発法人日本医療研究開発機構の「医療分野研究成果展開事業・研究成果最適展開支援プログラム」 委託事業として承継されました。
2014年12月18日 JST研究成果最適展開支援プログラム実用化挑戦タイプ(中小・ベンチャー)の委託事業として、 「LCAT遺伝子導入ヒト増殖型脂肪細胞を用いた遺伝子治療」が採択されました。 (2014年12月1日)

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『当社は、難病克服に向けた遺伝子治療用脂肪細胞の研究開発を行っており、 独立行政法人科学技術振興機構(Japan Science and Technology Agency)からの委託事業として、 LCAT遺伝子導入ヒト増殖型脂肪細胞の実用化研究に着手しました。』

独立行政法人 科学技術振興機構 Japan Science and Technology Agency(JTS)
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)
平成26年度第1回 「実用化挑戦ステージ実用化挑戦タイプ(中小・ベンチャー開発)」

(課題名)LCAT遺伝子導入ヒト増殖型脂肪細胞を用いた遺伝子治療

科学技術振興機構報 第1074号

http://www.jst.go.jp/a-step/kadai/h26-1honkaku2.html

2014年6月27日 経済産業省の平成26年度「再生医療の産業化に向けた評価基盤技術開発事業(再生医療等の産業化に向けた評価手法等の開発)」に 係る委託先に採択されました。

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『当社は、難病克服に向けた遺伝子治療用脂肪細胞の研究開発を行っており、経済産業省からの委託事業として、 加工ヒト細胞医薬品の新たな非臨床評価系に関する技術開発に着手しております。』

http://www.meti.go.jp/information/publicoffer/saitaku/s140509002.html

2014年2月1日 JST委託事業として、脳神経栄養因子遺伝子導入脂肪細胞の医薬品開発に着手しました。

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『当社は、難病克服に向けた遺伝子治療用脂肪細胞の研究開発を行っており、 独立行政法人科学技術振興機構(Japan Science and Technology Agency)からの委託事業として、 脳神経栄養因子の遺伝子導入脂肪細胞の医薬品開発に着手しました。(2014年2月1日より開始)』

独立行政法人 科学技術振興機構 Japan Science and Technology Agency(JTS)
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)
平成25年度第3回 「フィージビリティスタディ(FS)ステージ シーズ顕在化タイプ」

(課題名)次世代型移植用「BDNF遺伝子導入ヒト増殖型脂肪細胞」による脳神経、網膜機能維持・再生に向けた細胞医薬の創出

科学技術振興機構報 第1006号

http://www.jst.go.jp/a-step/kadai/h25-3fs_seeds_k.html

2013年5月13日 脂肪細胞を用いた世界初の遺伝子治療臨床研究が実施承認へ。

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千葉大学と当社の共同研究成果に基づき、千葉大学より厚生労働省に、 家族性LCAT欠損症治療に向けた脂肪細胞を用いる遺伝子治療臨床研究の実施申請がなされておりました(日経BP2010年5月18日)。
この度、厚生労働省の厚生科学審議会科学技術部会で最終審議を終え(日経BP2013年4月18日)、 厚生労働省より臨床研究の実施の妥当性について承認(2013年5月13日)されました( 朝日新聞2013年5月30日朝日新聞に掲載されました)。

<関連サイト>

千葉大学医学部附属病院

医薬品医療機器総合機構(PMDA)

厚生労働省厚生科学審議会議事録

国立医薬品食品衛生研究所遺伝子細胞医薬部 日本で実施が承認されている遺伝子治療臨床研究(治験も含む)

2013年3月26日 認定状況(千葉県経営革新計画、特定研究開発計画等認定)

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①当社は、中小企業新事業活動促進法に基づく「経営革新制度」において、 平成25年3月26日に、千葉県より経営革新計画の承認を受けております。

千葉県中小企業経営革新計画の承認について

②当社は、「中小ものづくり高度化法」(平成18年4月19日施行)に基づき、 特定ものづくり基盤技術に関する研究開発及びその成果の利用に関する計画(特定研究開発等計画)について、 平成24年7月20日に関東経済産業局の認定を受けています。

関東経済産業局 認定一覧<PDFファイル>関東経済産業局 認定一覧

2012年10月1日 JST委託事業として、ライソゾーム病(ファブリー病)と血友病B治療用の遺伝子導入脂肪細胞の医薬品開発に着手しました。

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『当社は、難病克服に向けた遺伝子治療用脂肪細胞の研究開発を行っており、 独立行政法人科学技術振興機構(Japan Science and Technology Agency)からの委託事業として、 ライソゾーム病(ファブリー病)と血友病B治療用の遺伝子導入脂肪細胞の医薬品開発に着手しております。

ファブリー病治療用細胞医薬品の研究開発(2012年10月1日より開始)

JST 復興促進プログラム(A-STEP シーズ顕在化タイプ)
科学技術振興機構報 第905号

血友病B治療用細胞医薬品の研究開発(2013年1月1日より開始)

JST A-STEP 「FSステージ シーズ顕在化タイプ」
科学技術振興機構報 第928号

2012年2月1日 ホームページをリニューアルしました。
2010年10月26日 当社の遺伝子治療用脂肪細胞の実用化権利を支える「遺伝子治療用初代脂肪細胞」特許(エーザイ出願)が、 米国にて成立(US 7,820,438 B2)し、グローバルな実用化に大きく前進しました。
2010年5月17日 千葉大学と当社の共同研究成果に基づき、千葉大学より厚生労働省に、 脂肪細胞を用いた遺伝子治療臨床研究の実施申請がなされ、 厚生科学審議会科学技術部会で審議が開始されました。(日経BP2010年5月18日)
2010年4月14日 本社事務所 移転しました。
〒260-0856 千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-15  地図アクセス
2009年11月1日 ホームページをリニューアルしました。
2009年8月14日 平成21年8月14日公表で、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の 「平成21年度第2回イノベーション実用化助成事業に「ヒト脂肪細胞を用いた血友病に対する新規療法の開発」が採択されました。
2009年4月1日本社事務所 移転しました。(東京都千代田区神田)
2009年1月19日本社事務所 フロア移転しました。(シンコーミュージック・プラザ8Fから2F)
2008年10月22日第7回 ベンチャー・カップCHIBAにおいて、優秀賞を受賞いたしました。
2008年05月27日第2回 全国大学発ベンチャービジネスモデルコンテストにおいて、優秀賞を受賞いたしました。
2007年12月10日本社事務所 移転しました。
2006年11月28日 財団法人ヒューマンサイエンス振興財団主催の第20回バイオインターフェイスにて事業紹介をしました。  掲載サイト
2006年11月27日 国立千葉大学法人 産学連携・知的財産機構の研究成果紹介ページに掲載されました。
2006年2月 財団法人ひまわりベンチャー育成基金からの助成金の交付を受けました。

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平成18年2月、財団法人ひまわりベンチャー育成基金(理事長・竹山 正 千葉銀行頭取) による平成17年度下期の助成金交付を受けました。

業種及び研究開発内容

医薬品製造業/遺伝子治療用脂肪細胞の実用化による難治性疾患の治療への貢献

2005年12月20日 インスリンなどの治療用蛋白質の遺伝子を導入した脂肪細胞を用いる新しい遺伝子治療技術を タカラバイオ社と共同開発することに合意しました。

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タカラバイオ株式会社(社長:加藤郁之進)とセルジェンテック株式会社(社長:麻生雅是)は、 レトロネクチンRを用いた脂肪細胞への遺伝子導入や自家移植用脂肪細胞の培養・調製に関する技術を 共同開発することに、12月20日付けで合意しました。
当社は、千葉大学大学院医学研究院 細胞治療学 齋藤 康 教授(千葉大学附属病院長)の 研究成果をもとに、皮下脂肪由来の脂肪細胞を利用した革新的な遺伝子治療技術の開発・事業化を目指す医薬品開発ベンチャーです。

齋藤教授らは、ヒトインスリン遺伝子をレトロウイルスベクターに組み込んで導入したマウス皮下脂肪細胞を、 糖尿病発症マウスの皮下に移植し、糖尿病マウスの血糖値を一回の移植で約3ヶ月間有意に低下させることに成功しており、 ヒト1型糖尿病患者を対象とした「インスリン補充療法」や難治性疾患の蛋白補充療法への応用の可能性が期待されます。

タカラバイオ社は、造血幹細胞などの血球系の細胞にレトロウイルスベクターを用いて、治療用遺伝子を高効率に導入できる レトロネクチン法に関して、世界各国での権利を保有しています。レトロネクチン法を用いた遺伝子治療の臨床試験は これまでに世界で39例行われており、治療予定を含め、患者総数は300名を超える予定です。

今般の共同開発では、両社が保有する相補的な技術群(当社:移植用脂肪細胞の培養・調製技術。 タカラバイオ社:レトロネクチン法を始めとしたレトロウイルスベクターなどによる遺伝子導入技術及び遺伝子治療用細胞の調製技術)を 組み合わせることにより、脂肪細胞を用いた遺伝子治療関連技術の開発を行います。

1型糖尿病の「インスリン補充療法」の仕組みと関連技術の開発

現在、日本での1型糖尿病の患者は30-40万人(世界では約2,000万人)程度といわれていますが、 患者は毎日インスリンを注射する必要があります。 「インスリン補充療法」では、1型糖尿病患者から摘出した自己脂肪細胞に、レトロウイルスベクターを用いて インスリン遺伝子を導入し、インスリンを安定産生する初代脂肪細胞を作り出します。 これらの細胞を培養することによってその細胞数を増やしてから、患者の局部に自家移植することを想定しています。 インスリンを産生する脂肪細胞を移植することで、食事に依存せず血液中に常時一定量レベルのインスリンを 安定供給し、頻回のインスリン注射の不便さから、糖尿病患者を開放できるのではないかと期待されています。

現在、タカラバイオ社が国立がんセンターや三重大学医学部などと進めているがんに対する遺伝子治療は、 血液細胞(T細胞)に治療用遺伝子を導入し、血球系細胞が血流に乗って全身を循環することで治療効果をあげようするものです。 これに対し、脂肪細胞は患者の皮下からの摘出や移植が容易で、移植後もその場所に留まり生着する可能性が高いという性質を 備えているため、脂肪細胞を遺伝子治療に用いることにより、有用蛋白質を供給する治療法など、 これまでにない新しい体外遺伝子治療が可能となり、遺伝子治療の新たなプラットフォームになることが期待されます。

2004年 NEDO助成事業に採択されました。

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独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の平成17年度第2回研究開発型ベンチャー技術開発助成事業に採択されました。

名称

脂肪細胞を用いた新規遺伝子治療法の開発

概要

遺伝子欠損等患者の前駆脂肪細胞を in vitro 増殖させ、レトロウイルスベクターによる遺伝子導入脂肪細胞を患者に自家移植し、 病態改善を図る新しい遺伝子治療法を開発することにある。

ヒト脂肪細胞のGMPレベルでの調製法、レトロウイルスベクター産生細胞のマスターセルバンク作製から GMPレベルでのベクターの作製、さらに臨床に向けた前臨床試験事業を行うものとする。

プレス情報

遺伝子治療用脂肪細胞の医薬品実用化開発バイオベンチャーとして紹介。

2019年11月12日 独立行政法人 中小企業基盤整備機構に、代表取締役社長 麻生のインタビューが掲載されました。 掲載サイト
2019年10月31日 THE INDEPENDENTSに、当社が掲載されました。 掲載サイト
2019年3月19日 日経産業新聞に、当社と医療情報サイトのケアネットと資本業務提携について掲載されました。
ケアネットのニュースリリース
2019年1月1日 日本経済新聞に、当社の遺伝子治療の臨床試験開始について掲載されました。
2018年5月24日 日刊工業新聞に、中小企業基盤整備機が運営する千葉県内のインキュベーション施設が紹介され、当社麻生雅是代表取締役のインタビュー記事が掲載されました。
2017年8月7日 「ちばぎん研究開発助成金制度2017」に採択され、日刊工業新聞掲載されました。
ちばぎん研究開発助成金制度は、中小企業と千葉大学、千葉工業大学、木更津工業高等専門学校との共同研究を助成するものであり、千葉銀行の創立70周年記念事業として、13年に始め、今年で5回目となりました。
2017年3月3日 日経バイオテクONLINEのベンチャー探訪のコーナーに、当社の遺伝子導入ヒト脂肪細胞の臨床研究が掲載されました。 臨床研究の状況をみながら、2017年夏にも治験届を提出したいと考えています。
2016年10月27日 日水製薬株式会社から再生医療・遺伝子治療用ヒト脂肪細胞の培養技術に関する共同研究の報道発表。

2016年10月27日(木)日水製薬株式会社から、再生医療・遺伝子治療用ヒト脂肪細胞の培養技術に関する共同研究の報道発表がありましたように、 当社は、今後日水製薬と加工ヒト脂肪細胞医薬品関連の培養技術に関して共同研究を進め、品質、安全性の向上につとめて参ります。
2016年10月20日 日刊工業新聞産総研と地域企業「産業振興で連携」欄に当社の脂肪細胞を用いた遺伝子治療とLCAT欠損症治療用の加工ヒト脂肪細胞が第一種再生医療臨床研究として実施承認され、現在実施中であり、今後血友病、ライソゾーム病への将来展望が掲載されました。
2016年9月21日 化学工業新聞ライフイノベーションに当社の脂肪細胞を用いた遺伝子治療とLCAT欠損症治療用の加工ヒト脂肪細胞の実用化に関する取り組みが紹介され、今後血友病、ライソゾーム病や網膜変性疾患、そしてインスリン補充への将来展望が掲載されました。
2010年4月26日 日経産業新聞に当社が紹介されました。
2009年9月29日 日経産業新聞に当社が紹介されました。
2008年9月15日 月刊PHARMSTAGE(9月)に当社「遺伝子導入細胞医薬品による希少疾患治療への貢献」掲載
2007年10月26日 週間ダイヤモンド(10月13日発行)掲載
(「世界に挑む"日の丸"ベンチャー」に選ばれました。)
2007年5月21日 日経産業新聞 掲載
(「医療研究開発で存在感」に紹介されました。)
2007年4月9日 日経バイオテクオンライン 掲載  掲載サイト
2006年9月19日 日経バイオテクオンライン 掲載  掲載サイト
2006年6月8日 日経産業新聞 掲載